(目次)
1章 嫌われ者の身上書
2章 いつか来た道
3章 虚構の「合意」
4章 尾が犬を振る?
5章 脳内の危機
6章 折れたスティック
7章 長い足踏み
8章 気候予測と事実の大差
9章 消えゆく「合意」
10章 腐敗の証明:クライメートゲート事件
11章 温暖化?気候変動?
12章 ご心配なく
13章 延期作戦
14章 黒い謀略
15章 乗り遅れるな!
16章 偽善者ばかり
17章 子どもをダシに
18章 無駄の押しつけ
19章 緑の蛮行
20章 救いの光
いかにも「ジャーナリスト」らしい、科学的事実に基づく主張を探すのが難しい、単なる自分の主張に終始している感がある。
多少なりとも事実の主張らしきものは、「CO2濃度がいまの5倍だったころ、気温はいまと同じレベル‥と突き止めた学術論文はいくつもある。2013年の論文によると、いま400ppmのCO2濃度は、人間活動と関係ない1万2750年前に、425ppmもあった。」という一文が58ページに記載されている。
そこまでは無意味な文字の羅列に過ぎないわけで、はっきり言って、これでは効率が悪すぎる。読む価値なしと思う。