危機の日本史 佐藤優、富岡幸一郎著 2021年3月講談社刊

(目次)

まえがき

第1章 明治篇 近代国家形成の歪み

第2章 大正篇 モダニズムの光と影

第3章 戦前篇 挫折した「近代の超克」

第4章 戦後篇 大量消費文化の終焉

第5章 現代篇 コロナがもたらす大転換

危機からの再出発 後記に代えて

 

 延々と続いた著者らによる「近代の超克」論だけど、ハラリの「ホモ・デウス」による「人間中心主義(近代)が終わって、一部の人間が神のような存在になる」でとどめを刺されてしまって、それまでの議論がいかに無駄だったかが明らかになった。

 まったく、バカみたいな本だ。読む価値なし!