皇族 小田部雄次著 2009年6月中央公論新社刊

(目次)

はじめに

序章 十一宮家の皇籍離脱

第1章 近代皇族の誕生

第2章 法制化される皇族~男系・傍系・配偶者

第3章 謳歌と翳り~近代国家の成立期

第4章 昭和天皇の登場~軍国主義の跫音

第5章 戦争の時代

第6章 皇籍離脱と新憲法

第7章 天皇・皇族の戦後

終章 これからの皇族

あとがき

 

 読み続ける気がなくなってしまって、早々に閉じました。非常に読み辛かったので、今後この方の本を読むことはないでしょう。

 読もうとした動機は、なぜ、南北朝時代に起源をもつ宮家が出てくるのか?ということだったんですが、明確には分かりませんでした。たぶん、それ以外の血統は明治維新の頃には、すでに残っていなかったのでしょう。でも、そこを明確に書いたうえで議論を進めてもらいたかったなという印象です。