ディープインパクト 真壁明夫著 2019年11月講談社刊

(目次)

はじめに 恐竜を滅した巨大隕石にも匹敵する中国バブル

第1章 世界経済を襲う中国バブルの正体

第2章 中国バブル崩壊のメカニズム

第3章 バブル崩壊後の中国社会の悲劇

第4章 巨大隕石が世界経済に激突する

第5章 2030年の世界地図

終章 絶望的な数字、そして絶望した人々

 

 割と常識的な記述内容で、あまり心に残るものがない。中国バブルが存在していること、いずれはじけるだろうということはわかる。しかし肝心なのは、いつはじけるかということであるのに、「いつか」ということと、そのように考える理由についての記述がない。まぁ、書いてはあるのだけれども、理由が書いてなければ意味がない。