戦後経済史は嘘ばかり 高梁洋一著2016年1月PHP研究所刊

(目次)

プロローグ 経済の歩みを正しく知らねば、未来は見通せない

第1章 「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々

第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?

第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体

第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?

第5章 「バブル経済」を引き起こした主犯は誰だ?

第6章 不純な「日銀法改正」と、痛恨の「失われた20年」

終章 TPPも雇用法制も、世間で言われていることはウソだらけ

 

 いくつか突っ込みたくなるところはあるが、それなりにまっとうなところもある。ただ、問題としているテーマ自体が、ある意味どうでもいいこと、というか解決済みというか、そおそもつまんない議論に立ち向かっているということはある。そういう意味でつまんない本ともいえる。