復活の日 小松左京著 昭和50年10月角川書店刊

(目次)

プロローグ(1973年3月)

第1部 災厄の年

 第1章 冬

 第2章 春

 第3章 初夏

 第4章 夏

インテルメッツォ

第2部 復活の日

 第1章 第2の死

 第2章 北帰行

エピローグ

 

 最初に種明かしがあるのがどうだったのだろう?

 その意味で、第2章から物語を展開してもらえたら、もっと好奇心がわいたかもしれない。

 なお、常にアメリカが悪者で、ソ連はそれに対抗していただけ、みたいな位置づけは、当時の知識人(?)の立ち位置というか、意識なのかもしれないね。

 それと、日本では3千万人が罹患していたのに、その時点でも非常事態宣言が出されていないという想定は、今回のコロナに対する対応を知ってしまえば、あまりにも日本政府を馬鹿にしているね。これも当時の知識人(?)の見方なのかな(笑)