ウォール街のアルゴリズム戦争 スコット・パタースン著 永野直美訳

2015年11月日経BP社刊

(目次)

プロローグ ライトプール

第1部 マシン対マシン

 第1章 トレーディング・マシン社

 第2章 サイズ・ゲーム

 第3章 アルゴリズム戦争

 第4章 0+の法則

第2部 マシン誕生

 第5章 盗人たち

 第6章 ウォッチャー誕生

 第7章 モンスターキー誕生

 第8章 アイランド誕生

 第9章 グリーンマシン

 第10章 アーキペラゴ誕生

 第11章 誰もが気遣っている

 第12章 宮廷革命

 第13章 いけないぺにー硬貨

 第14章 無知なお金

 第15章 取引ロボット

 第16章 想像を絶する数字

 第17章 「有名人にはなりたくない」

第3部 マシンの勝利

 第18章 野獣の腹の中

 第19章 取引プラットフォーム

 第20章 パニック信号

 第21章 極めて危険

第4部 マシンの未来

 第22章 八百長ゲーム

 第23章 ビッグデータ

 第24章 進化したチェスゲーム

 第25章 スターという人工知能

あとがき 不具合の年

解説1 米国証券市場を変えた孤高の天才プログラマー・ジョシュ・レヴィン

解説2 学ぶべきアメリカ市場のダイナミズムとSECの競争重視の政策姿勢

 

 一言で言うと、高頻度取引の歴史と弊害といったところかな?

 この本を読んで何か投資に役立つかと言われれば,とりたてて何かの役に立つような気もしないけれども、まぁ読んで損になることでもない。

 スターという人工知能リベリオン社には注目だけど、(たぶん?)ETFが出ているとも思えないので、実益にはなりそうもないですね。