(目次)
序文
イントロダクション
第1章 レアメタルの呪詛
第2章 グリーンテクノロジーとデジタルテクノロジーの隠された面
第3章 汚染を他国へ移す
第4章 禁輸下の欧米諸国
第6章 中国が欧米を追い抜くとき
第7章 精密誘導ミサイル競争
第8章 鉱業分野の拡大
第9章 最後の聖域の終焉
エピローグ
久しぶりに衝撃を受けた本です。
グリーンテクノロジーとは、たぶん太陽光発電など再生可能エネルギーのことで、デジタルテクノロジーとは、インターネットなどを中核とするデジタル技術のことかな?
それらの技術が、レアメタルやレアアースに依存しているが、それらの鉱物は中国が支配しているという事実がある。そういう中で、欧米日はどのように対応していくのか、対応できるのかという問いかけが1つある。
もう1つ問いかけは、それらの鉱物は、エネルギー消費の観点からすると、残された時間はごく限られており、一部のレアメタルは2027年頃から枯渇する。