2030半導体の地政学　太田泰彦著　2021年11月日経BP刊

（目次）

序章　司令塔になったホワイトハウス

Ⅰ　バイデンのシリコン地図

Ⅱ　デカップリングは起きるか

Ⅲ　さまよう台風の目　台湾争奪戦

Ⅴ　デジタル三国志が始まる

Ⅵ　日本再起動

Ⅶ　隠れた主役

Ⅷ　見えない防衛線

終章　2030年への日本の戦略

　バイデン政権の半導体戦略は、企業の採算性を超越し、有無を言わさず投資を迫る。この戦略が成功すれば、世界に分散したサプライチェーンが米国に集約し、米国内のエコシステムがさらに強化される。

　これらの外交政策、産業政策が奏功した日には、米国での半導体生産は飛躍的に増える。