LISTEN ケイト・マーフィー著 2021年8月日経BP刊

監訳者はじめに

はじめに

CHAPTER1 「聞くこと」は忘れられている

CHAPTER2 私たちは、きちんと話を聞いてもらえた経験が少ない

CHAPTER3 聞くことが人生をおもしろくし、自分自身もおもしろい人間にする

CHAPTER4 親しい人との仲もレッテルからも「聞くこと」が守ってくれる

CHAPTER5 「空気が読めない」とはそもそも何が起こっているのか

CHAPTER6 「会話」には我慢という技術がいる

CHAPTER7 反対意見を聞くことは「相手の言うことを聞かなければならない」という

      ことではない

CHAPTER8 ビッグヒットは消費者の声を「聴く」ことから生まれる

CHAPTER9 チームワークは、話をコントロールしたいという思いを手放したところに

      やってくる

CHAPTER10 話にだまされる人、だまされない人

CHAPTER11 他人とする会話は、自分の内なる声に影響する

CHAPTER12 「アドバイスをしよう」と思って聞くと失敗する

CHAPTER13 騒音は孤独のはじまり

CHAPTER14 スマートフォンに依存させればさせるほど、企業は儲かる

CHAPTER15 「間」をいとわない人は、より多くの情報を引き出す

CHAPTER16 人間関係を破綻させるもっとも多い原因は相手の話を聞かないこと

CHAPTER17 だれの話を「聴く」かは自分で決められる

CHAPTER18 「聴くこと」は学ぶこと

 

 とてもいいことを書いてあるという第一印象だが、実際のところは、著者が伝えたいことはすべて目次の中に書いてあるという感じ。逆に言うと、本文を読んでも内容的に散漫で、目次以上のことはほとんど何も書かれていないと言いたくなる本