40歳からの予防医学 森勇磨著 2021年9月ダイヤモンド社刊

(目次)

はじめに 40歳を超えたら、誰でも病気になります

PROLOGE がん、糖尿病、高血圧 病気と向き合う「3つの視点」

CHAPTER1 人生100年時代の健康戦略

CHAPTER2 血液、尿、臓器のサインを見逃すな!

CHAPTER3 がんの予防、早期発見に効く新常識

CHAPTER4 健康寿命を延ばす最強の食事術

CHAPTER5 病気を遠ざける科学的な食習慣

CHAPTER6 太く長く生きるためのメンタルケア

CHAPTER7 病気になってからの予防医学

おわりに 「いい人生だった」と言い切れる人を増やしたい

巻末資料1 年齢別やることリスト

巻末資料2 40歳以上ならすぐ病院に行くべき「15の症状」

巻末資料3 正しい医療情報を見抜く「3つのコツ」

 

 糖尿病の本質は、血管を傷つけること血糖値が高い状態が続くと、インスリンが糖分をエネルギーとして利用できなくなり、代わりに筋肉や脂肪を分解することにより体重減少が起こる。

 糖尿病では足の筋肉が分解されやすい。よって、足の筋肉を鍛えることが必要であり、①ランジ(立った状態で片足を前に踏み込み、元に戻るを繰り返す)や②片足立ち(目を閉じて1分間静止or目を開けて足を交互にあげる)が有効

 尿酸は細胞中のプリン体代謝されて発生する。尿酸が多いと痛風、尿路結石、高血圧、糖尿病をもたらす。尿路結石は再発率が高く、治療なしでの10年間の再発率は50%

 クエン酸は尿中でカルシウムと結合し、シュウ酸やリン酸がカルシウムと結合するのを妨げる

 クレアチニンは運動後の筋肉から生じるゴミであり、GFR45以下は腎臓病の疑いがある。

 心当たりのない血糖値の急上昇はすい臓がんの可能性がある。